トピックス 2020.03.19 マイクロモザイクの製作工程を紹介する洋書『ROMAN MOSAIC』 マイクロモザイクの製作工程についてはイタリアで発行された『ROMAN MOSAIC』という洋書書籍に詳しく紹介されています。 マイクロモザイクの作品が美麗な写真で多数掲載され、歴史背景や作品解説が語られているファン必携の一冊です。 書籍名 Roman mosaic : l’arte del micromosaico tra ‘700 e ‘800 著 者 Roberto Grieco; Arianna Gambino 出版社 [Milano] : De Agostini Rizzoli arte & cultura, 【マイクロモザイクのおもな製作工程】 1:モザイクの基盤となるのは薄い銅板や不透明なガラス、スレートなどです。接合剤には石灰やトラヴェルティーノ(石材)の粉、亜麻仁油を練ったものを使います。 2:色のついたズマルトを火にかけ、柔らかくして細長く伸ばすのが「ズマルト フィラート」と呼ばれ、マイクロモザイクに使用します。 3:基盤に石膏を流し込み、固まったら絵の輪郭を描き写します。輪郭の中の石膏を取り除いて接合剤(パテ)を埋め込みます。 4:細長い棒状のテッセラをパテの中に埋め込み、絵を描いていきます。レベルの高い作品は約2.5センチ四方に5000本以上のズマルトが差し込まれています。 関連ページ マイクロモザイク・コンセプトページ トピックス, ニュース&トピックス マイクロモザイク・ジュエリーの修理... 出展予定の第1回 東京アンティーク...